大阪府堺市の農業公園、ハーベストの丘にはかれこれ20年以上、通っていますが、園内の改善を常に繰り返していて好印象です。繁閑の差が大きいため固定費となるものは極力抑えるのがセオリーで、色々と工夫をしているとあちこちで感じる事ができます。
直売所も人気スポット
パーク入り口の隣で始めた直売所が人気になり、駐車場に移転させた「またきて菜」は、休日になると朝一番の朝採り野菜を求め多くのお客さんで賑わいます。
飲食店が課題
工夫と改善を続けるハーベストの丘で、もっとも深刻な課題だと思うのが飲食店問題。前に書いた通り、固定費になりうるため、ハコ物を作りたくないのは分ります。しかし、繁忙期にはまったくもって足りていません。そもそも飲食店の数が少なすぎるのです。
パークの内外を合わせても、7箇所しかありません。大規模なものは2箇所しかなく後は小規模またはカウンターのみ。
せっかく、ハーベストの丘に来たんだから、特製品を食べたいよね!
そう思い、大規模な食のホールで、ピザの列に並ぶと・・・なかなか進まず長蛇の列・・・。はっきりいってストレスしかありません。
並んで食べたピザは、美味しいけれど・・・、待ちすぎ・・・。レジの数を増やしたり、繁忙期はキッチンカーなどピザ窯を取り寄せて捌く工夫はいくらでもできると思います。
今でもキッチンカーを呼び入れ多くのお客さんを捌こうとしているのは分りますが、キッチンカーの処理能力では繁忙期の客数には無力です。提供まで時間が掛からない、街のパン屋のような販売所を特設したり、まだまだ工夫の余地がありまくり。
もう何年も同じ状況なのに改善されないのは不思議でなりません。フード担当の方、ほんとお願いしますよ!?
手作り自家製品のバームクーヘンも美味しいですし、焼きたてのパンも美味しいです。もっと販売方法を工夫すれば、もっともっと広げることができそうです。
いろいろと不満点を述べちゃいましたが、今後のハーベストの丘の飲食店事情の改善に期待したいと思います!