堺市では都市計画道路として堺市域内で都市計画決定され順次着手しています。その計画のうち、この記事では「南花田鳳西町線(金岡・白鷺地区)」の事業取り組みについてフォーカスして定点観測を行ってまいります。
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南花田鳳西町線(金岡・白鷺地区)とは?
【引用:堺市ホームページ2025/1/12時点】
1. 概要
- 整備区間:市道金岡52号線~国道310号線
- 事業認可取得日:平成27年(2015年)2月23日
- 整備延長:1,850m
- 幅員:22~45m

2. 整備効果
- 延焼遮断帯の軸となる道路
- 周辺幹線道路の渋滞緩和
- 災害発生時の避難路
- 広域避難地区間を結び、広域緊急交通路としての役割を果たし、防災性が向上
- 生活道路への通過交通の抑制による周辺通学路等の安全性向上
3. 標準断面図(計画案)

4. 主な事業内容
- 令和6年度(2024年度):用地取得・道路築造工事
5. イメージ図


整備効果のうち特に「周辺幹線道路の渋滞緩和」が期待されるところだよね。「ときはま線」は、なかもず駅北側の「府道堺富田林線」と南側の「国道310号線」の平面交差が、渋滞の原因になっているんだ。



この道路はときはま線の東側と並行して通るため、渋滞緩和が期待されるということね。「府道堺富田林線」とは高架橋で交差されるけれど、国道310号線とは「平面交差」のようね。
南花田鳳西町線(金岡・白鷺地区)はいつできるの?
5年に一度、再評価が行われており、これまで2度実施されましたが、事業継続が決定されています。最新の評価では令和2年(2020年)2月に決定されています。




公式な書類に完成時期の明示はありませんが、市民の声に対する市の考え方に、「令和8年度末完成をもk樹氷に事業を進めております。」と明示がありました。


しかし、実際には令和6年(2024年)年10月現在、都市計画道路整備のページでは、用地取得率(面積ベース)75%、工事進捗率(面積ベース)未着手となっており、現実的には事業完了時期、道路開通時期はの目途はついてないものと思われます。





事業は継続が決まっていて、今は鋭意、用地取得中!と言ったところでしょうか。工事はまったく進んでいないので不安になるけれど、用地取得が完了するまで待つしか無さそうですね。



平成27年(2015年)に事業が決定してもうすぐ10年なのに用地取得だけでまだまだ掛かりそうですね。道路完成はいったいいつになるかしら・・・。
現在状況(定点観測)
工事状況を定点観測していきます。上に上に加筆していきます。
2025年1月10日
- 「新しい道路を造っています。」の看板設置
- 工事期間:令和7年(2024年)3月31日まで
- 時間帯:9:00~17:00
- 発注者:堺市建設局道路部道路計画課(電話:072-228-7323)
- 施工者:株式会社オラクル/現場代理人:中村勝一/電話:072-320-2003



ついに「新しい道路を造っています」看板が設置されたよ!
令和6年度(2024年度)の予定である、「道路築造工事」が着手したということかな?



用地取得率75%ですが取得に目途が付いたのか、周辺道路の整備なのかわからないわ。
期間が令和7年(2025年)3月31日まで、というのはあまりにも短いので、周辺道路の整備だけ、という可能性が高そうね。



















実際に重機が入っているので工事が始まったのかな?
工事受託者は株式会社オラクルのようです。















南海電鉄高野線は高架橋で跨ぐ予定です。
南側のエリアは国道310号線まで既に用地確保済みです。どこが用地取得が残っているのでしょうかね?
関連情報の保管
落札状況
工事詳細



そうそう、「南花田鳳西町線事業(金岡・白鷺地区)」として、過去に以下のようなPDFも配布されていたので、メモとして保存しておくね。
【引用:堺市ホームページPDFファイル】
南花田鳳西町線事業(金岡・白鷺地区)
都市計画道路は、都市計画法に定められた都市施設の一つであり、交通機能をはじめ、防災空間やライフラインの収容空間としての機能を有し、まちの骨格と
なる道路です。
南花田鳳西町線は、常磐浜寺線とともに、本市の道路ネットワークにおける環状軸を形成する重要な幹線道路の一つですが、未整備区間(ミッシングリンク)
があり、十分に道路機能が発揮されていないため、早期の整備が必要です。

